演題 宇宙商業化の歴史と将来展望

日時

平成29年3月6日（月） 15:30より17:00まで

場所

核融合科学研究所　4階　第一会議室

講師

ノンフィクション・ライター/科学技術ジャーナリスト
松浦　晋也　先生

宇宙空間での人間の活動を、地上の経済と結びつけて商業化しようとする動きは、1970年代、スペースシャトルの開発から始まった。しかしその進みは遅々たるものだった。必須とされた低コスト宇宙輸送システムであるはずのシャトルが、実際には高コストになってしまったためである。しかしスペースシャトル時代に、米国では宇宙商業化に向けた法整備が進み、2000年代に入ると様々な宇宙ベンチャーが登場し、中にはスペースXのような成功を収めるものも現れた。今後、宇宙商業はどのように進むのか。過去を振り返り、未来を予測してみたい。